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王毅外相「南京について忘れるべきでない」

2016年5月27日 15:56

 アメリカのオバマ大統領が広島を訪問することに関連し、中国の王毅外相は「南京について、より忘れるべきでない」と発言した。

 「広島は注目する価値はあるが、南京はより忘れるべきでない」-王毅外相はこのように話した上で、「被害者は同情されるべきだが、加害者は永遠に自分の責任を忘れるべきでない」と述べた。

 これは、1937年から38年にかけて旧日本軍が多くの中国人を殺害したとされる「南京事件」について発言したものとみられる。

 中国は、これまでにオバマ大統領の広島訪問に関連し、日本を念頭に「深刻に戦争の責任を反省し、歴史の教訓を深くくみ取らなければならない」としている。