ペルー大統領選 5日に決選投票へ
南米ペルーで5日、大統領選挙の決選投票が行われる。首都リマでは2日、事前の調査でリードが伝えられるフジモリ元大統領の娘・ケイコ氏が最後の支持集会を開いた。
決選投票は、フジモリ元大統領の長女・ケイコ氏とクチンスキ元首相の2人で争われる。ケイコ候補は2日、首都リマで投票前最後の集会を開き、経済成長や治安の回復を訴え支持を求めた。
ケイコ氏「大統領になって、ペルーの変化のために働き、この国を安全な国にしたいです」
世論調査ではケイコ氏がリードしているものの、父のフジモリ元大統領は、テロ撲滅作戦で民間人を殺害したとして服役中で、ケイコ氏に対する抵抗感にもつながっている。こうした「反フジモリ」票をクチンスキ氏がどこまで集めるのか。大勢は早ければ日本時間6日昼頃、判明する見通し。
IPSOS調べ世論調査(先月29日発表)
ケイコ氏…53.1%
クチンスキ氏…46.9%