×

銃乱射「米国史上最悪」オバマ大統領が声明

2016年6月13日 7:08
銃乱射「米国史上最悪」オバマ大統領が声明

 アメリカ・フロリダ州のナイトクラブで12日未明、男が銃を乱射し、客ら50人が死亡した事件で、オバマ大統領は日本時間13日午前3時に声明を発表し、事件を「テロ行為であり憎悪による行為だ」とした上で、国民に団結を呼びかけた。

 オバマ大統領「まだ捜査は初期段階だが、これがテロ行為で強い憎悪による行為であることは分かっている」

 オバマ大統領は「アメリカ史上最悪の銃乱射事件となった」との認識を示し「犯人が憎悪で満たされていたことは明らかだ」と強調した。ただ事件の直接的な背景やテロ組織などとの関係については言及しなかった。

 さらに、事件を「大量虐殺」と表現し、「武器を手にし学校や映画館やナイトクラブで乱射することがいかに容易か思い起こさせる」と述べて銃規制強化の必要性を間接的に訴えた。その上で「我々は恐れたり、互いに敵意を持ったりはしない。アメリカ人として団結し行動していく」と結んでいる。