事件影響か“EU残留派”増加 英世論調査
イギリスで国民投票を前にEU(=欧州連合)残留派の女性議員が殺害された事件前後で、人々の意識の変化を示す調査結果が発表された。
これは、インディペンデント紙などが共同で行ったもので、離脱への投票が喜ばしいと考える人が事件の後、45%から38%へと減少したのに対し、残留への投票が喜ばしいと考える人は27%から36%へと増加した。(調査期間6月15日~16日)
今回の事件が人々の意識に変化を与えたことが裏付けられるもので、23日の投票まであと4日と迫る中、ほかの調査でも同様の傾向が見られるかが焦点となる。