イギリスでＥＵ（＝ヨーロッパ連合）を離脱することの賛否を問う国民投票が始まった。早ければ日本時間２４日昼ごろにも大勢が判明する見通し。

　投票は日本時間２３日午後３時から、イギリス全３８２選挙区で始まった。投票用紙には「イギリスはＥＵに残留するべきか、離脱するべきか」という質問だけが書かれていて、残留か離脱かを選ぶようになっている。急増する移民対策をどうするか、離脱した場合の経済への影響をどう考えるかなどが争点。

　最新の世論調査では、残留派が２ポイントリードしているものがある一方、別の調査では離脱派が１ポイントリードするなど、最後まで大接戦となっている。

　投票は日本時間２４日午前６時に締め切られ、早ければ日本時間２４日昼ごろにも大勢が判明する見通し。

　■世論調査（２０日～２２日）
　残留５１％／離脱４９％（ＹｏｕＧｏｖ調べ）
　残留４４％／離脱４５％（オピニウム調べ）