露漁船7隻、違法操業で拿捕 日本人乗船か
ロシア極東のカムチャツカ沖で、ロシアのサケ・マス漁船7隻が違法操業の疑いで拿捕(だほ)された。漁船には日本人3人が乗っていたという。
ロシア国境警備隊は、カムチャツカ地方の沖合のロシアの排他的経済水域で、先月23日と24日に、禁止されている流し網を使った漁をしていたとして、ロシアのサケ・マス漁船7隻を拿捕した。
漁船には3人の日本人が乗っていて、地元メディアは、流し網漁の技術的な指導をしていた可能性があると伝えていて、ウラジオストクの日本総領事館が確認を急いでいる。
現場の海域は、世界有数のサケやマスの漁場として知られ、これまでロシアだけでなく日本の漁船も流し網漁を行ってきた。しかし、ロシア政府は資源の保護を理由に、今年から流し網漁を全面的に禁止している。