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当選すれば国民投票~仏極右政党ルペン党首

2016年7月7日 2:11
当選すれば国民投票~仏極右政党ルペン党首

 来年行われるフランスの大統領選挙に立候補を表明している極右政党「国民戦線」のルペン党首が5日、NNNの取材に応じ、当選すれば半年後にEU(=ヨーロッパ連合)からの離脱を問う国民投票を行う考えを明らかにした。

 「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首は、イギリスのEU離脱が決まったことについて、「強い希望を示した」と歓迎した。

 「イギリス国民投票の結果は“自由を取り戻したい”という願いの表れです」-ルペン党首は来年5月に行われるフランス大統領選への立候補を表明していて、当選すれば、速やかにイギリスと同じような国民投票を行う考えを明らかにした。

 ルペン党首「大統領選出の6か月後に(国民投票を)実施したい。『EU離脱しかない』とわかれば、(フランス国民は)安全と繁栄を取り戻し、アイデンティティーを守るため自由の道を選ぶでしょう」

 移民や難民の受け入れに否定的な国民戦線は、最近の難民問題やテロを受け支持を拡大していて、ルペン党首も大統領選で既存の二大政党の争いに割って入る可能性が指摘されている。

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