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NATO バルト3国などに多国籍部隊配備

2016年7月9日 16:04
NATO バルト3国などに多国籍部隊配備

 NATO(=北大西洋条約機構)の首脳会議が8日、ポーランドのワルシャワで始まり、ロシアに対抗するためバルト3国などに多国籍部隊を配備することを決めた。

 初日の会議では、ロシアとNATO各国の境界に位置するポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニアの4か国にアメリカやイギリスなどが主導する多国籍部隊を来年から配備することを決めた。

 ウクライナなどでロシアの軍事的脅威が高まっていることに対応するもので、NATOの事務総長は「これで各国はより安全になる」と話している。

 イギリスのEU(=欧州連合)離脱が決まったことで、ヨーロッパの安全保障への悪影響が懸念されているが、多国籍部隊の一角をイギリスが担うことで、懸念の払しょくをアピールした形。

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