参院選受け、韓国・中国メディアの反応は?
参議院選挙の結果を受け、韓国と中国のメディアは、今後、改憲に向けた安倍政権の動きがあるのではないかと警戒する論調。
韓国の新聞各紙は「安倍政権の圧勝」などと1面で選挙結果を伝えている。各紙ともいわゆる「改憲勢力」が憲法改正の発議が可能になる参議院の3分の2を得たことについて注目している。「戦争可能な日本になるのか」などと、安倍政権が今後、憲法9条の改正に向けた動きを見せるのではないかと警戒する論調。
中国の国営新華社通信も、参院選の結果とともに「改憲勢力」が3分の2以上の議席を占めることになったと報じている。一方、中国中央テレビは選挙の結果に加え、特定秘密保護法や安全保障関連法などにふれ、「あの手この手で日本の憲法は骨抜きにされ、もはや日本に平和憲法は存在しない」と憲法改正を目指す安倍政権をけん制している。