南仏ニースでトラックが群衆に突入 テロか
フランス南東部の都市・ニースで14日夜、トラックが花火の見物客に突っ込み、約2キロにわたって走行した。これまでに75人の死亡が確認されていて、テロの可能性があるとみられている。
事件があったのはニースの中心部。地元警察によると、トラックは群衆の中を2キロにわたって走行し、これまでに75人の死亡が確認され、100人以上がケガをしたという。銃声があったとの情報もあり、運転手は当局に射殺された。また、トラックには銃や手りゅう弾などが積まれていて、フランス政府はテロの可能性があるとみて、テロ対策班が捜査を始めた。
事件当日、フランスは革命記念日の祝日で、現場には花火見物のために大勢の人が集まっていた。ニース市長は市民に対し、家から出ないよう呼びかけている。
マルセイユの総領事館によると、現時点で日本人が巻き込まれたという情報はないという。