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北朝鮮“ノドン”発射 1発は秋田沖に落下

2016年8月3日 14:38
北朝鮮“ノドン”発射 1発は秋田沖に落下

 北朝鮮は3日午前8時前、ノドンとみられる弾道ミサイル2発を発射した。そのうち1発は秋田県沖の日本の排他的経済水域(=EEZ)に落下し、政府は北朝鮮に厳重に抗議した。

 安倍首相「我が国の安全保障に対する重大な脅威であり、許し難い暴挙であります」

 日韓両政府によると、ミサイルは中距離弾道ミサイル「ノドン」とみられ、1発が1000キロほど飛んで、秋田県男鹿半島の西側約250キロの日本海に落下した。

 弾頭が日本の排他的経済水域に落ちたのは初めてで、防衛省幹部は「日本にも届くということを見せてきた可能性がある」と述べている。

 また、アメリカ戦略軍は北朝鮮がミサイルを2発発射し、そのうち1発は発射後すぐに爆発したと発表した。これを受け、政府は明白な国連安保理決議違反だなどとして北朝鮮に対して厳重に抗議した。

 一方、菅官房長官はミサイルの弾頭を回収する方針を明らかにした。現在、海上自衛隊の護衛艦が現場に向かっており、3日夕方、回収する予定。