英・ナイフ襲撃 男に精神的な疾患か
イギリスのロンドン中心部で3日、ナイフを持った男が6人を殺傷した事件で、警察は、男には精神的な疾患があるとみられるとする一方で、テロの可能性もあるとみて捜査している。
事件があったのは、大英博物館やロンドン大学などがあるロンドン中心部のラッセルスクエア。3日夜、ナイフを持った19歳の男が周囲の人を襲い、60代とみられる女性1人が死亡、5人がケガをした。男はその場で逮捕された。
犯行の動機はまだわかっていないが、ロンドン警視庁は、男には精神的な疾患があるとみられるとする一方で、テロの可能性もあるとみて捜査している。
ロンドンでは、ヨーロッパ各地での相次ぐテロ事件を受けて、3日から武装した警察官を増やしたばかりだった。