NYで原爆犠牲者を追悼 “核廃絶”求める
広島は6日、71回目の「原爆の日」を迎えた。一方、アメリカでは5日、原爆犠牲者の追悼行事が開かれ、参加者らはオバマ大統領に核兵器廃絶への具体的な道筋を示すよう求めた。
ニューヨークの日本総領事館前では5日、広島の原爆の日を前に退役軍人や平和団体など約40人が集まり犠牲者を追悼した。参加者は「核がもたらす悲劇的な結末にしっかりと目を向けるべきだ」と訴え、今年5月に広島を訪問したオバマ大統領に核廃絶への具体的な道筋を示すよう求めた。
また、ニューヨーク在住の被爆2世に花束を手渡し、被爆体験を風化させないことを誓った。