タイのリゾートで爆発 1人死亡19人ケガ
タイ中部のリゾート・ホアヒンで11日深夜、爆弾が爆発し、少なくとも1人が死亡、19人以上がケガをした。
爆発があったのはタイ中部のビーチリゾート・ホアヒン。タイ警察などによると、現地の11日午後11時ごろ、ホアヒン中心部の観光客らが集まるエリアで複数の爆弾が爆発し、少なくともタイ人女性1人が死亡したほか、外国人を含む19人以上がケガをしたという。
爆弾は鉢植えに隠されていて、遠隔操作で爆発したとみられている。
ホアヒンはタイ王室の保養地としても知られる外国人にも人気のリゾートだが、首都バンコクの日本大使館によると、これまでのところ日本人が被害にあったという情報は入っていないという。
タイでは軍事政権主導でつくられた新たな憲法草案の賛否を問う国民投票が7日に行われ、草案が承認されたとする結果が10日に発表されたばかりだった。今回の爆発との関連はわかっていないが、軍の強い影響力が残る草案の内容には反発の声もあがっている。