タイで国民投票 新憲法草案の賛否問う
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軍事政権が続くタイで民政に復帰するための新しい憲法草案の賛否を問う国民投票が行われている。草案は、軍政の影響を強く残す内容で、投票は事実上、軍政継続の是非を問うものとなっている。
タイではおととしのクーデター以降、軍事政権が続いている。軍主導でつくられた今回の憲法草案では、来年、総選挙を行い、民政復帰した後も5年間は軍が上院議員を任命したり、軍人を含む議員以外も首相になれるなど、軍の影響を色濃く残す内容となっている。
事前の調査では、賛否は拮抗(きっこう)していると見られているが、否決された場合でもその後の手続きなどは不透明で、軍政がさらに長引くとの見方もある。
投票は日本時間7日午後6時までで、即日開票され、今夜にも大勢が判明する見通し。