リオデジャネイロでは１０日、スラム街に迷い込んだ、警察官３人が銃撃をうけケガをする事件があった。

　リオ北部にあるファベーラと呼ばれるスラム街で、警察官３人が車で移動中に何者かに銃撃され１人が頭を撃たれ重体、２人が軽いケガをした。３人はオリンピック警備で別の州から派遣されていたため土地勘がなく、うっかりスラム街に迷い込んでしまったとみられている。

　現場は、リオの中でも最も危険と言われる場所の１つで、麻薬密売組織などの摘発と勘違いされ銃撃されたとの見方も出ている。