ドーピングで2選手が追放処分に リオ五輪
スポーツ仲裁裁判所(=CAS)の反ドーピング部門は12日、リオデジャネイロオリンピックに出場予定だった2人の選手を、今大会から追放すると発表した。
ドーピングで追放処分を受けたのは、ウエイトリフティング男子94キロ級でポーランド代表のトマシュ・ジェリンスキ選手と、陸上女子3000メートル障害でブルガリア代表のシルビア・ダネコバ選手。ジェリンスキ選手は筋肉増強剤のナンドロロンで、ダネコバ選手は持久力向上の効果があるエリスロポエチンで、それぞれ陽性反応が出たという。
今大会では、オリンピック史上初めて、スポーツ仲裁裁判所がドーピング関連事案について判断を下すことになっている。