競泳で金 ロクテ選手らリオ市内で強盗被害
競泳の金メダリスト、アメリカのロクテ選手が、ブラジル・リオ市内で強盗の被害に遭っていたことがわかった。現金などを奪われたが、けがはしておらず、金メダルも無事だという。
強盗に襲われたのは、9日、競泳の男子800mリレーで金メダルをとったアメリカのライアン・ロクテ選手ら4人。
NBCテレビなどによると、ロクテ選手らは14日未明、リオ市内でフランス代表が主催したパーティーに出席した後、タクシーで選手村に戻る途中、警察官を装った数人に車を止められ、銃を突きつけられて、現金や所持品を出すよう脅された。ロクテ選手は拒否したが、額に銃を突きつけられたため、地面に伏せたところ、犯人は現金などを奪って逃げた。ロクテ選手ら4人にけがはなく、金メダルも奪われていないという。
ロクテ選手はNBCテレビの取材に対し「なるようにしかならないと思った」と話している。