“世界最大”の航空機が初飛行 イギリス
イギリスで、「世界最大」とされる航空機が17日、初飛行を行った。
独特の形をした航空機「エアランダー10」は、全長92メートルで、飛行機と飛行船の要素が組み合わされている。17日、イギリス南部で約20分間の初飛行が行われた。
製造した会社によると「世界最大の航空機」だということで、その大きさは、すぐ近くを飛行するヘリコプターと比較すると一目瞭然。乗客乗員48人を乗せることができて、機体には空気よりも軽いヘリウムガスが充てんされている。
もともと、アメリカ軍の無人偵察機として開発されたが、その後、民間用に製造された。
5日間飛び続けることができる「エアランダー10」は、遊覧飛行などに使われる見通しで、1機約33億円で販売予定だという。