イタリア地震捜索活動続く 死者250人に
イタリア中部で起きた地震で、発生から16時間たってガレキの中から5歳の女の子を救出した救急隊員がNNNの取材に対し、その一部始終を語った。
地元メディアによると地震による死者はこれまでに250人に達した。一方で懸命の捜索活動が続いている。通報を受けてかけつけた捜索隊は、ガレキで埋まった寝室で女の子(5)を発見した。
救出した隊員「我々はガレキを丁寧に取りのぞいていきました。すると小さな足の裏、さらにももが見え体が出てきて、ようやく女の子を救出できました」
発生から救出まで16時間かかったが、女の子に大きなけがはなかったという。被災地では余震が相次ぎ二次被害の恐れも指摘されている。
また多くの旅行者が現地を訪れていたことから、行方不明者の把握も難航しているという。