イタリア中部でM6.2の地震 22人死亡
イタリア中部で24日未明、マグニチュード6.2の地震があり、少なくとも22人が死亡、多くの建物が倒壊するなどの被害が出ている。
マグニチュード6.2の地震があったのは、ローマの北東約140キロにあるウンブリア州の山あいの地域。最も大きな被害が出ているのは、隣のラッツィオ州、アマトリーチェなど4つの町で、石造りの多くの建物が倒壊し、アマトリーチェの市長は、「町のほとんどが壊滅した」と話している。地元メディアによると、少なくとも22人が死亡したという。
救助隊員「チェーンソーや鉄を切断する道具など必要な物が足りない」「(Qどんな状況か)ここに70人は埋まっている」
救助隊が行方不明者の捜索を行っているが、地震は未明に起きたため、就寝中だった多くの人がガレキの下敷きになっているとみられ、被害の拡大が懸念される。
ローマの日本大使館によるとこれまでのところ、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていないという。