日露首脳会談前に 詰めの調整
北方領土問題の解決を含む、日本とロシアの平和条約締結に関する交渉が26日、行われ、来週予定されている首脳会談に向けて詰めの調整がされた。
モスクワで開かれた交渉は、日本から原田政府代表が、ロシアからモルグロフ外務次官が出席し、約4時間にわたって行われた。終了後、取材に応じた原田代表は、原則論にとらわれない交渉を行ったとしたものの、詳細は明らかにしなかった。
原田政府代表「前向きな姿勢で率直な議論ができたと思います」
また、焦点となっているプーチン大統領の年内の来日について、「具体的な日程は話さなかった」という。