露閣僚“経済協力で北方領土問題進展も”
ロシア極東地域の開発を管轄する閣僚が11日、NNNの取材に応じ、日露両国の経済協力が北方領土問題を含む平和条約交渉の進展にもつながるとの考えを示した。
ロシアのガルシカ極東発展相は11日にモスクワで、ロシアに進出する日本企業で作る団体のトップらと会談した。この中でガルシカ極東発展相は、日本企業の進出を後押しするため、税制改革や行政手続きの簡略化などを約束した。
さらにNNNの取材に対し、極東地域での経済協力が、北方領土問題を含む平和条約交渉の進展にもつながるとの考えを示した。
ガルシカ極東発展相「経済的関係の糸で結ばれれば、最も難しい政治問題も解決できる」
9月には、極東のウラジオストクで日露首脳会談が予定されており、経済協力の内容をめぐって日露間の調整が続けられている。