イタリア地震 レンツィ首相らが参列し国葬
イタリア中部で起きた地震は生存率が低下するとされる72時間が過ぎ、これまでに290人が死亡している。27日には、レンツィ首相らが参列して国葬が執り行われた。
イタリア政府は27日を「哀悼の日」としていて、被災地に近いアスコリ・ピチェーノで行われた国葬には、マッタレッラ大統領やレンツィ首相も参列した。会場に並べられた棺(ひつぎ)には花が添えられ、遺族らが犠牲者を悼んだ。
一方、地震の発生から3日が過ぎ、犠牲者は290人に上っている。被害が最も大きかったアマトリーチェなどで捜索は続いているが、この日も生存者の発見には至っていない。