中央アジア・キルギスの首都で、爆発物を積んだ車が中国大使館に突っ込み、５人がケガをした。

　ロシアメディアなどによると、キルギスの首都ビシケクで３０日午前、中国大使館の門に、車が突っ込み爆発した。

　この事件で実行犯とみられる１人が死亡したほか、大使館の警備員など関係者５人がケガをした。車には爆発物が積まれていたという。キルギスの副首相は、自爆テロとの見方を示している。

　キルギスと隣接する中国の新疆ウイグル自治区では、これまでに独立を掲げるウイグル族の組織によるとされるテロ事件が何度も起きていて、こうした独立派の動きが今回の事件に関連している可能性もある。