トルコ空港自爆テロ 実行犯の国籍判明
トルコの最大都市イスタンブールの空港で起きた自爆テロ事件で、トルコ当局は先月30日、実行犯の3人がロシアや中央アジア国籍だったと明らかにした。
空港で撮影された監視カメラの映像では、事件当日、黒い服を着た男が男性と会話を交わした後、発砲する様子が映っている。
ロイター通信によると、男は自爆テロ犯で、撃たれたのは私服警官だという。事件の死者はこれまでに44人にのぼっている。トルコ政府は過激派組織「イスラム国」による犯行との見方を強めているが、当局は先月30日、実行犯3人の国籍が、ロシア、ウズベキスタン、キルギスだと明らかにした。
上の階の住民「真夜中にいつも大きな音がしていたの。クギを打っているのか、鍋をたたいているのか、こんな感じで不快だったわ。警察からはここで爆弾が扱われていたと聞いたわ」
出入りしたことがある配管業者「部屋に入ると変わったにおいがしてガス漏れかと思った。内輪で外国語を話し怪しかった。ずっと動きを監視された」
地元メディアは、実行犯らが1か月ほど前にアパートを契約したと伝えている。トルコ当局は先月30日、事件に関わった可能性があるとして外国人3人を含む13人を拘束するなど、全容解明を進めている。