トルコテロ 実行犯はロシア国籍など外国人
トルコのイスタンブールの空港で44人が死亡した自爆テロ事件で、トルコ当局は実行犯の3人がロシアや中央アジア国籍だったと明らかにした。
空港の監視カメラ映像には、銃のようなものを持った男が落ち着かない様子で行ったり来たりする姿がとらえられている。銃を床に投げつけ、すぐに拾い上げる様子も映っている。
ロイター通信によると、地元当局は実行犯3人の国籍がロシア、ウズベキスタン、キルギスだと明らかにした。
地元メディアは、実行犯らが1か月ほど前にアパートを契約したと伝えている。トルコ政府が過激派組織「イスラム国」による犯行との見方を強める中、当局は事件に関わった可能性があるとして外国人3人を含む13人を拘束するなど、全容解明を進めている。