韓国・ロッテ創業者の長男取り調べ
韓国のロッテグループが巨額の裏金づくりを行っていたとの疑惑をめぐり、韓国の検察は、1日、グループ創業者の長男に出頭を命じて取り調べを行っている。
ロッテホールディングスの前副会長で、創業者の長男の重光宏之氏は1日、ソウル中央地検に出頭したが、問いかけには何も答えなかった。
韓国メディアによると、宏之氏は系列会社の取締役として勤務実態がないにもかかわらず多額の報酬を受け取っていた疑いがもたれている。宏之氏は、日本と韓国にある系列会社を管理する立場にあったとされ、検察は宏之氏に、経営の実態などについて事情を聴く方針。
また検察関係者によると、経営権を握っている創業者の二男、昭夫氏への取り調べは、今月中旬にも行われる見通し。