ロシア「核なき世界に取り組んできた」 NPTの再検討会議で演説
アメリカ・ニューヨークで開催されている、NPT(=核拡散防止条約)の再検討会議でロシアが演説し、「核なき世界に取り組んできた」と述べました。
ロシアの代表団は2日、国連本部で開かれているNPT再検討会議で、「大量破壊兵器による脅威から世界を解放するために大きな貢献をしてきた」「核兵器のない世界という目標に取り組んできた」と主張しました。
さらに、NPT体制を支持した上で「平和を維持し、世界の安全保障を強化するために責任を負っている」と述べました。
また、ウクライナ侵攻をめぐっては、「いわれのない全ての疑惑を強く否定する」と反論したほか、「ロシアがウクライナで核兵器を使用すると脅しているという臆測は全く根拠がない」と強く否定しました。