米大統領選2候補 テレビ番組でアピール
アメリカ大統領選挙の投票まで2か月、共和党のトランプ氏と民主党のクリントン氏がテレビ番組に出演し、それぞれにリーダー像を語った。
番組で安全保障政策について質問を受けた共和党のトランプ候補は、ウクライナ情勢などをめぐってアメリカと対立するロシアのプーチン大統領を引き合いに出し自分の外交能力をアピールした。
トランプ氏「私ならプーチン大統領とうまくやっていける。プーチン大統領はオバマ大統領より優れた指導者だ」
さらに、過激派組織「イスラム国」の対策についてもロシアとよい関係を築き共闘することが重要だとの考えを示した。
一方、民主党のクリントン候補は、国務長官時代に公務で私用のメールアドレスを使用していた問題について改めて謝罪した上で、「機密情報は別のシステムで扱っていた。大変深刻にとらえている」と弁明した。
クリントン氏は、今後も機密情報を慎重に取り扱うと強調した。