アメリカ同時多発テロから15年 追悼式典
アメリカ同時多発テロから15年となった11日、ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地で追悼式典が開かれた。
1機目の飛行機が世界貿易センタービルに突入した午前8時46分、黙とうがささげられている。
日本人24人を含む約3000人が犠牲となったアメリカ同時多発テロから15年を迎えた。世界貿易センタービルの跡地で開かれた追悼式典では、犠牲者の名前が1人1人読み上げられ、遺族らが祈りをささげた。
兄弟を亡くした女性「これが私の兄弟です、44歳でした。とてもステキな男性でした。あの日起きたことを忘れたくないので、あの出来事から学んだことを子どもたちに伝えています」
跡地に建設された104階建てのワン・ワールドトレードセンターには先月ショッピングモールが開業し、周辺では高層ビルの建設が続いている。
国防総省の式典に出席したオバマ大統領は、15年の間にテロの脅威は高まったが、「アメリカは決して屈しない」と強調した。
15年がたち、街は活気を取り戻しつつあるが、テロとの戦いはいまも続いている。