韓国“観測史上最大”の地震 14人がケガ
韓国南部で12日夜、観測史上最大規模の地震が発生し、13日午後になっても余震が続いている。これまでに14人がケガをしたという。
12日午後8時ごろ、韓国南部の慶州を震源とするマグニチュード5.1と5.8の地震が相次いで発生した。韓国の気象庁は、朝鮮半島で観測された地震としては、最大規模だとしている。この地震で4人が骨折、10人が軽いケガをしたが、死者や建物の倒壊などは確認されていない。
韓国では、揺れを感じる地震が観測されることが珍しいため、安否確認の電話が殺到して、一時携帯電話が使えなくなるなど通信網が混乱した。
これまでに250回以上の余震が観測されていて、韓国政府は警戒を呼びかけている。