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中国軍用機が沖縄本島と宮古島間の上空飛行

2016年9月26日 11:08
中国軍用機が沖縄本島と宮古島間の上空飛行

 中国の軍用機が沖縄本島と宮古島の間の上空を通過する大規模な飛行訓練を行い、自衛隊機が緊急発進した。

 中国空軍によると、訓練には、戦闘機や爆撃機など40機以上が参加し、偵察飛行や空中での給油などを行ったという。戦闘機は沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡の上空を飛行したほか、中国が東シナ海に設定した防空識別圏のパトロール飛行も行ったとしている。中国空軍の報道官は「国家主権と国家の安全を守り、平和的発展を保持するためにこの訓練は必要である」と述べた。

 これに対して防衛省は、沖縄本島と宮古島の間を中国空軍の戦闘機2機を含む8機が通過したのを確認したと発表した。中国の戦闘機がこの空域を飛行するのは初めて。航空自衛隊は戦闘機を緊急発進させて対応したが、領空侵犯はなかった。