３０年間金庫の中で眠っていた世界最大のブルートパーズが、一般公開される。

　きらきらとまばゆい光を放つ大きな卵形のトパーズ。石は、９３８１カラットで２キロの重さ。今まで発掘された中で最大のブルートパーズの原石が、イギリスの自然史博物館に無期限で貸し出された。

　石はブルートパーズのカットや形の開発を最初に始めたイギリスの探検家、マックス・オストロ氏が３０年前に発掘したものだが、誰の目にも触れることなく金庫の中で保管されていた。石を譲り受けた息子が「誰もが美を無料で楽しむべきだ」と公開を決断したという。宝石は来月１９日から一般公開される。