ヘルソン州のロシア軍撤退地域で「400件以上の戦争犯罪」
ロシア軍が撤退したウクライナ南部ヘルソン州の地域について、ゼレンスキー大統領は13日、400件以上の戦争犯罪が起きていたとロシアを非難しました。
ヘルソン州の州都ヘルソンでは、ウクライナ軍による奪還から2日たった13日も歓喜の声に包まれています。
地元住民「ウクライナ軍が来てくれて、とてもうれしい!」
ヘルソン州の状況について、ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、「226の集落で安定や法の秩序が回復される」とする一方、ロシア軍に占領されていた地域で400件以上の戦争犯罪が確認されたと明らかにしました。
ゼレンスキー大統領 「捜査官は、すでに400件以上のロシアの戦争犯罪を記録していて、民間人と軍人の遺体が発見されている」
ウクライナではこれまでも首都キーウ近郊や北東部ハルキウ州などで、ロシア軍による拷問や性暴力などの戦争犯罪が多数明らかになっています。