比大統領“決別発言”米が説明求める考え
中国を訪問しているフィリピンのドゥテルテ大統領が「アメリカと決別する」と発言したことに対し、アメリカ国務省は、発言の真意について説明を求める考えを示した。
ドゥテルテ大統領は20日、訪問先の中国・北京で、「アメリカはもうダメだ」「アメリカと軍事的・経済的に決別する」と述べた。
この発言について、アメリカ国務省のカービー報道官は、「困惑している」として、次のように述べた。
カービー報道官「『アメリカと決別する』という発言の真意について説明を求めるつもりだ」
カービー報道官は、フィリピンとの同盟関係は盤石で、今後も変わらないとした上で、これまでもドゥテルテ大統領の反米的な発言が具体的な変化につながったことはないと強調した。