クリントン氏再捜査に反発「困惑している」
アメリカ大統領選挙は終盤を迎えている。民主党のクリントン候補の私用メールを公務に使っていた問題が再捜査されることについて、クリントン氏は「困惑している」などと改めて反発した。
クリントン氏は29日、選挙を来月8日に控えて、FBI(=連邦捜査局)が再捜査を決めたことに不快感を示した。
クリントン「前代未聞で非常に困惑している。FBIに何を捜査するのか直ちに全てを説明をするよう求める」
一方、トランプ氏は29日、激戦州の一つ、アリゾナ州で気勢を上げた。保守的なアリゾナ州でさえ接戦に追い込まれているトランプ氏は、クリントン氏への批判を強め反転攻勢を狙っている。
トランプ氏「FBIがこのような行動を取ったのは何かとても大変なことが起こっていて、それが見つかったからに違いない」
またメキシコの国境からの不法移民を防ぐため「壁が必要」と改めて強調し、自身への投票を呼びかけた。