ドゥテルテ大統領 米国を「サル」と罵る
フィリピンのドゥテルテ大統領は2日、フィリピン警察への銃売却を中止したとされるアメリカを「サル」などと罵った。ドゥテルテ大統領は先週、暴言をやめると宣言したばかりだった。
ドゥテルテ大統領「このサルどもを見ろ。私たちが買おうとしていた2万6000丁の銃を売らないと言っている。ふざけるな!」
ドゥテルテ大統領は演説で、フィリピン警察への銃の売却を中止したとされるアメリカを強く非難した。また、ドゥテルテ大統領は、銃は中国やロシアから買うことが出来るなどとものべ、アメリカをけん制した。
銃の売却計画を巡っては、フィリピン国内の薬物犯罪撲滅作戦で人権侵害が横行しているとして、アメリカが売却を中止したとロイター通信が報じている。ドゥテルテ大統領は先週、日本から帰国する飛行機の中で神からお告げがあったとして暴言をやめると宣言したばかりだった。