ドゥテルテ大統領「暴言やめる」は「冗談」
過激な言動で知られるフィリピンのドゥテルテ大統領が4日、「暴言をやめる」などと述べた自身の発言は「冗談」だったとして、今後も強気な発言をやめない考えを示唆した。
ドゥテルテ大統領は先月、日本から帰国する飛行機の中で、「暴言をやめなければ飛行機を墜落させる」との「神の声」を聞いたとして「暴言をやめる」と宣言していた。
しかし、4日の演説でドゥテルテ大統領は、「こんな冗談を信じている人はバカだ」などと発言し、今後も強気な発言を続ける考えを示唆した。
ドゥテルテ大統領は、今月に入ってからもアメリカを「サル」などとののしっていて、宣言の後も暴言がやむ気配はなかった。