米大統領選きょう勝敗判明へ、両候補も投票
アメリカ大統領選挙はいよいよ投票日を迎え、民主党のクリントン候補、共和党のトランプ候補ともに地元ニューヨークで投票に臨んだ。早ければ日本時間の9日昼過ぎにも結果が出る見通し。
摩天楼を臨むニューヨークでは、投票が始まってから約8時間がたつが、ニューヨークでは夕方になった今も有権者が列をつくっている。
民主党のクリントン候補は、地元ニューヨーク郊外の小学校で投票を行い、勝利に自信を見せた。
民主党・クリントン氏「幸運にも勝利できたら、ベストをつくします」
一方、共和党のトランプ候補も、地元ニューヨークで投票所に到着した際には歓声とともにブーイングが起きるなど、最後まで「トランプ氏らしさ」を見せた。その後、メラニア夫人とともに投票している。
共和党・トランプ氏「緊張なんてしてないよ。楽しんでる。よい気分だよ」
しかしアメリカメディアによるとトランプ氏は、ネバダ州で期日前投票が予定より2時間遅くまで行われたとして、裁判所に提訴したという。トランプ氏が選挙のやり方や結果に、異議を唱える先例となるかが注目される。
最新の支持率の平均値では、クリントン氏が45.5%、トランプ氏が42.2%と、両氏の差は3.3ポイント差。開票は最も早いところでは日本時間の午前8時に始まり、結果は早ければ昼過ぎにも判明する。