イラク軍、“モスルを完全に包囲”と発表
過激派組織「イスラム国」のイラクでの最大拠点モスルの奪還作戦が続く中、イラク軍はモスルを完全に包囲したと明らかにした。
イラク軍は23日、「イスラム国」が支配するモスルについて、「完全に包囲し孤立させた」と明らかにした。また作戦に参加しているイスラム教シーア派の民兵組織も23日、隣国のシリアへとつながる道路を遮断したと発表した。
モスルの奪還作戦が始まってから1か月以上がたったが、事実であれば、「イスラム国」は戦闘員や物資の主要な補給路を断たれたことになり、大きな打撃になるとみられる。