中国で建設中の火力発電所の足場が倒壊し、巻き込まれた作業員ら６７人が死亡した。

　中国国営・新華社通信などによると、南東部の江西省で２４日朝、建設中だった火力発電所の冷却塔の足場が倒壊した。当時、現場では７０人の作業員が働いていたということだが、地元政府によると、このうち６７人が死亡、３人がケガをしたという。作業員らは倒壊した足場などの下敷きになったとみられている。

　地元メディアは、建設工事を担当した会社が９月から工期の遅れを認識していて、作業を急いでいたと伝えている。