トンネルで作業員8人倒れる 全員救助
16日正午頃、山口県下松市で、工業用水のトンネル内で保守工事を行っていた作業員8人が何らかの原因で倒れた。午後3時すぎまでに8人全員が救助され、意識はあるという。
工事を発注していた山口県企業局によると、事故があったのは、下松市にある、工業用水を送るための導水管内。老朽化に伴う改修工事のため水を抜いて作業員8人が中に入り、機械を使って床のコンクリートをけずる作業をしていた。トンネルから出てくる予定の午前11時半になっても出てこないため、見張りの1人が中に入ったところ、8人が倒れていたという。
見張りの1人が倒れていた1人を抱えて外に出て、4人が自力で脱出、さらに残る3人も午後3時すぎまでに消防に救助され、全員意識はあるという。