「太陽の塔」初の改修工事前に内部を公開
大阪万博のシンボル「太陽の塔」の初めての改修工事が近く行われるのを前に、6日朝、内部の様子が報道陣に公開された。
1970年の大阪万博から46年。太陽の塔は老朽化が進み、耐震性などの問題で、今月末から初めての大規模な改修工事が行われる。万博終了後、一般には公開されていなかった塔の内部には、岡本太郎さんのデザインによる原生生物から人類への進化を表現したオブジェ「生命の樹」があるが、時間の経過による劣化が見られ、工事で復元されることになっている。
大阪府が工事の前に現在の様子を見られる一般内覧会の参加者を募ったところ、定員の160倍の応募があり、急きょ日程が追加された。(※募集は終了)
太陽の塔は、改修工事を経て、再来年の春、あらためて一般公開が行われる予定。