コロンビア墜落事故 ブラックボックス回収
南米コロンビアでブラジルのプロサッカー選手らを乗せた飛行機が墜落した事故で、航空当局は29日、ブラックボックスを回収した。
この事故はボリビアのラミア航空のチャーター機が墜落したもので、これまでに71人の死亡が確認されている。離陸前の機内映像では、サッカー・ブラジル1部リーグのクラブ「シャペコエンセ」の選手らの様子が映っている。
この中には、座席についたチーム関係者が向けられたマイクを前に、「準々決勝でもこの航空会社でとても良いサポートを受けた。今回も幸運を運んでほしい」と話している様子もあった。
航空当局は29日、飛行データを記録したブラックボックスを回収し、今後事故原因を調べる方針。
また、決勝で対戦する予定だったコロンビアのクラブ「アトレティコ・ナシオナル」は、ホームページで弔意を表し、「今大会のタイトルをシャペコエンセに贈りたい」としている。