ヨルダン中部の観光地で１８日、武装集団と警察との間で銃撃戦があり、外国人観光客を含む１０人が死亡した。

　地元メディアによると、ヨルダン中部の観光地カラクで１８日、武装集団が警察官を襲撃し、その後、銃撃戦となった。ＡＰ通信によると、観光客のカナダ人女性１人を含む１０人が死亡したという。カラクは十字軍が建てた城の遺跡で知られる観光地で、武装集団は観光客らを人質にとり、一時、城に立てこもったが、治安部隊が突入し制圧した。武装集団が何者かは分かっていない。

　ヨルダンの日本大使館によると、これまでに日本人の被害は確認されていないという。