トルコ銃乱射 「イスラム国」が犯行声明
トルコの最大都市イスタンブールのナイトクラブで1日に起きた銃の乱射事件で、過激派組織「イスラム国」が2日、犯行声明を出した。
この事件は、イスタンブール中心部のナイトクラブで1日、新年を祝う客でにぎわう中、何者かが銃を乱射したもので、多くの外国人を含む39人が死亡した。実行犯は現場から逃走している。
こうした中「イスラム国」は2日、犯行声明を出し、「イスラム国」の指導者がトルコへの攻撃を呼びかけたことに応じて、戦闘員が実行したなどと主張した。
トルコは去年から隣国のシリアで「イスラム国」に対する軍事作戦を続けていて、今回の事件はこの報復であるとしている。
一方、声明では実行犯の身元などについては触れていない。トルコ当局は、現場周辺の防犯カメラの映像を分析するなどして、逃げた実行犯の行方を追っている。