トランプ氏 北米自由貿易協定の再交渉強調
アメリカのトランプ大統領は22日、カナダやメキシコと結ばれたNAFTA(=北米自由貿易協定)について、再交渉する考えを改めて強調した。
トランプ大統領は、ホワイトハウスの職員の宣誓式にのぞみ、アメリカの雇用を奪ったと批判しているNAFTAについて、再交渉する考えを就任後、初めて自ら言及した。
トランプ大統領「今後、カナダとメキシコの首脳と会談を行う。我々はNAFTAや移民、国境対策などについて再交渉を行う」
その上でトランプ氏は、「今後8年間、我々はすばらしい仕事をしていく」と職員を激励した。
またトランプ氏はツイッターで、就任式をテレビで視聴した人の数が約3100万人で、4年前のオバマ前大統領の就任式より1100万人多かったと強調した。トランプ大統領はメディアが就任式の参加者人数を意図的に少なく報じた、などと批判していた。