“春節”の中国、30億人が一斉に大移動
中国では24日、旧暦の正月である「春節」をふるさとや海外などで過ごす人たちのラッシュがピークを迎えた。
北京駅前には駅構内に入るため多くの人が並んで待っている。今月28日は旧暦の正月にあたる春節で、中国ではふるさとで過ごす人が多く、都市部から地方などへ一斉に移動をする。このため鉄道などの交通機関は、今月13日から「春運」と呼ばれる特別な輸送体制で臨んでいて、24日にピークを迎える。
利用客「北京からハルビンへ、16時間ほどかけて帰ります。(Q:大変ですね)そんなことないです、年越しにふるさとへ帰れてうれしいです」
中国政府は来月21日までの春運期間中に交通機関などを利用する人は、のべ30億人ほどになると見込んでいる。