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米政府「バロン君のプライバシー尊重を」

2017年1月25日 13:40

 アメリカのホワイトハウスは24日、トランプ大統領の息子・バロン君のプライバシーを尊重するよう求める声明を発表した。

 ホワイトハウスは声明で、「大統領の子どもは、政治的な注目を浴びることなく成長する権利があり、これはホワイトハウスの長年の伝統だ」として、この伝統を守るよう求めた。

 ホワイトハウスが声明を出した背景には、バロン君への注目が高まっていることがある。アメリカのコメディアンが、銃の規制に反対するトランプ大統領の影響で、バロン君が将来、銃犯罪者になるだろうと揶揄(やゆ)。この発言に、自身も容姿を揶揄された経験を持つクリントン元大統領の娘・チェルシーさんが「バロン君には普通の子どもでいられる権利がある」と擁護するなど大きな話題になっている。

 バロン君は、しばらくはホワイトハウスには住まず、現在、通っている学校の学期が終わるまで、メラニア夫人とともにニューヨークで生活する予定。